Gong vs Cresta — 終わった商談を振り返るか、通話中に助けるか
どちらも会話を解析するが、使われる瞬間が違う。Gong は終わった商談を振り返るため、Cresta は通話の最中に助けるためのものである。
編集部
AI Tools Hub 編集部 · 公開 2026-11-01

使われる瞬間
| Gong | Cresta | |
|---|---|---|
| タイミング | 商談の後 | 通話の最中 |
| 主な利用者 | マネージャー・営業企画 | 担当者本人 |
| 主な用途 | 勝ち負けの要因分析・コーチング | 次に言うことの提示 |
| 対象 | B2B の商談 | コールセンター・インサイドセールス |
| 導入の重さ | 中(通話の取り込み) | 重(既存システムとの統合) |
Gong が解く問題
マネージャーが全部の商談に同席できない、という問題である。録画を全部見る時間もない。Gong は会話を解析して、どの話題が出たか、誰がどれだけ話したか、競合名が出たかを一覧にする。
この一覧があると、コーチングの対象を選べる。「全員の商談を見る」から「気になる3件だけ見る」に変わる。
Cresta が解く問題
担当者が通話中に適切な言葉を出せない、という問題である。新人が多い、商材が複雑、応答の品質がばらつく。こうした状況で、画面に次の一言を出す。
効果が出る条件は、応答がある程度定型であることである。毎回違う話をする高額商談では、提示される内容が合わない。
日本語での使用
どちらも英語圏を主戦場にしており、日本語の解析精度は確認が必要である。特に商談解析は、専門用語と敬語の多い日本語の会話で精度が落ちやすい。
国内の商談解析であれば、日本語を前提にした国産ツールも候補になる。評価の際は、自社の実際の録音を1本通して精度を見るのが最も確実である。
録音の同意
どちらを使う場合も、通話の録音と解析について相手の同意が必要になる。冒頭での告知と、同意しない場合の運用を決めてから導入する。これを後回しにすると、導入後に法務から止められる。
よくある質問
- Q. 両方必要ですか。
- A. ほとんどの組織では不要です。マネジメントの課題なら Gong、現場の応答品質の課題なら Cresta です。課題を特定してから選んでください。


