3Dアセットを生成して使う — ポリゴンとUVの現実
テキストから3Dモデルが数十秒で出てくる。ただし出てきたものをそのまま製品に使えることは少ない。残る作業を知っておくと、見積もりを外さない。
編集部
AI Tools Hub 編集部 · 公開 2026-11-01

生成後に残る作業
| 作業 | 内容 | 必要な場面 |
|---|---|---|
| リトポロジー | ポリゴンを整えて軽くする | ゲーム・リアルタイム表示 |
| UV展開 | テクスチャを貼れる形にする | テクスチャを差し替える場合 |
| スケール調整 | 実寸に合わせる | 他のモデルと並べる場合 |
| 法線の修正 | 面の向きを揃える | ライティングが崩れる場合 |
| リギング | 動かすための骨を入れる | アニメーションさせる場合 |
最も手間なのはリトポロジーである。生成されたメッシュはポリゴン数が多く、形も整っていないことが多い。Webやゲームで使うには軽くする必要がある。
そのまま使える用途
静止画のレンダリング(ポリゴン数が問題にならない)モックアップ・提案資料のイメージ背景に置く小物(寄らないもの)形状の検討(最終的には作り直す前提)
共通するのは、寄って見ない、動かさない、他のモデルと厳密に揃えないことである。この条件なら生成物をそのまま使える。
向かない対象
自社の実在する製品は向かない。形が微妙に違うものが出てくるので、製品写真の代わりにはならない。表示の正確さが求められる場面では使えない。
人体も難しい。手と顔は崩れやすく、修正の手間が生成の時間を大きく超える。
Spline との違い
Meshy のような生成ツールはモデルを作るもので、Spline はWeb上で3Dを使えるようにするものである。目的が違うので比較の対象にならない。
実務では、Meshy で形を作って Spline に持ち込んでWebに出す、という組み合わせになる。この時にUVとポリゴン数の問題が出るので、前述の作業が必要になる。
商用利用の確認
生成した3Dモデルの商用利用条件は製品ごとに違う。クライアントに納品する場合は、利用条件を確認してから使う。無料プランで生成したものが商用不可という構成もある。
よくある質問
- Q. ゲームに使えますか。
- A. リトポロジーとUVの作業ができる人がいれば使えます。プロトタイプの段階では十分で、製品版では作り直すという使い方が現実的です。

