Uizard vs Relume — 画面の案を出すか、組めるものを出すか
どちらもUIを生成するが、出てくるものの性質が違う。検討のための案か、実装に渡せる構造か。用途を間違えると、どちらを使っても手戻りになる。
編集部
AI Tools Hub 編集部 · 公開 2026-11-01

出力の違い
| Uizard | Relume | |
|---|---|---|
| 出力 | 画面のラフ・プロトタイプ | セクション単位の構造とコード |
| 想定の段階 | 検討・合意形成 | 実装の手前 |
| 引き渡し先 | デザイナー・関係者 | 開発者・ノーコードツール |
| 向く人 | デザイナーがいないチーム | 作るものが決まっているチーム |
Uizard が効く場面
何を作るかを決める段階で、画面の形を見ながら議論したい場合である。文字で仕様を書くより、ラフな画面があるほうが議論が進む。
出てくるものは実装には使えない。目的は合意形成なので、きれいさは要らない。
Relume が効く場面
ランディングページやコーポレートサイトのように、構成の型が決まっているものを早く組みたい場合である。セクションの候補から選んで並べ、コードとして出す。
逆に、独自の機能を持つアプリの画面には向かない。型にない構造を作ろうとすると、手で書くほうが速くなる。
既存のデザインシステムとの関係
どちらも、自社のデザインシステムをそのまま使う前提では作られていない。生成されたものを自社のコンポーネントに置き換える作業が残る。
この置き換えの工数を見積もらずに導入すると、生成は速いが結果として遅くなる。既存のシステムがある場合は、v0 のようにコードを出すツールで、自社のコンポーネントを読ませる構成のほうが合うことがある。
どちらも要らない場合
作る画面が1〜2枚で、デザイナーがいるなら、Figma で直接作るほうが速い。生成ツールの価値は、枚数が多いか、デザインの判断ができる人がいない状況で出る。
評価の仕方
自社で実際に作る予定の画面を1つ、試用期間に作ってみる。デモの題材では分からない。その画面を実装に渡せる状態にするまでの時間を測ると、導入の判断ができる。
よくある質問
- Q. デザイナーの代わりになりますか。
- A. なりません。配置の案は出ますが、何を見せるべきかの判断は出ません。デザイナーがいないチームが議論の起点を作るための道具です。


