画像生成モデルの使い分け — 用途で選ぶと迷わない
どのモデルが一番きれいかという比較は、実務ではあまり役に立たない。文字を入れたいのか、商用条件が要るのか、ベクターで出したいのか。用途で決まる。
編集部
AI Tools Hub 編集部 · 公開 2026-11-01

用途ごとの選択
| やりたいこと | 向くモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 画像に文字を入れる | Ideogram | 文字の再現を設計目標にしている |
| ロゴ・アイコンをベクターで | Recraft | SVG出力に対応 |
| 商用利用の条件を明確にしたい | Adobe Firefly | 学習データの出どころを明示している |
| 雰囲気のある絵が欲しい | Midjourney | 美的な方向への寄せ方が強い |
| 細かく制御したい・自前で動かす | FLUX / Stable Diffusion | 重みが公開されている系統 |
| 試行を速く回したい | Krea | リアルタイムに近い生成 |
文字が入る画像
画像内のテキストは、多くのモデルで崩れる。バナーやサムネイルのように文字が主役の画像では、文字を再現できるモデルを使うか、文字は後から画像編集ソフトで載せる。
実務では後者が確実である。生成した背景に、デザインツールで文字を置く。フォントの指定ができて修正も効く。
商用条件を気にする場面
クライアント案件や、企業の公式な発信で使う画像では、学習データに関する説明があるモデルを選ぶ理由がある。法的な保証とは別に、説明できる状態を作るという意味がある。
社内資料やアイデアの検討では、この論点の優先度は下がる。用途で分けると無駄がない。
自前で動かす選択
重みが公開されているモデルは、自分の環境で動かせる。大量に生成する場合の費用、社外に画像を出せない場合の制約、特定のスタイルに学習させたい場合に選ぶ理由がある。
代わりに、GPUの用意と設定の手間がかかる。月に数十枚なら、サービスを使うほうが安い。
複数を使い分ける
1つに絞る必要はない。月額の安いプランを2つ契約して、用途で分けるほうが成果が出る。どれか1つで全部やろうとすると、苦手な用途で時間を使う。
評価の仕方
自社で実際に使う題材で試す。デモのギャラリーは得意な題材で作られている。自社の製品、自社の業種のシーン、必要な文字を入れて比べる。
よくある質問
- Q. 無料で使えるものはありますか。
- A. 制限付きの無料枠を持つサービスがあります。ただし商用利用が無料枠では許されない構成もあるため、業務で使う前に条件を確認してください。


