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deep dive9分 で読める公開 2026-11-01

Gamma vs Canva — AIで資料を作るとき、どちらに向くか

Gamma と Canva はどちらもAIで資料を作れるが、出発点が違う。Gamma は箇条書きのメモから構成ごと生成し、Canva はテンプレートに内容を流し込む。手元に原稿があるかないかで向き不向きが変わる。価格は2026年11月時点の確認値。

編

編集部

AI Tools Hub 編集部 · 公開 2026-11-01

Gamma vs Canva — AIで資料を作るとき、どちらに向くか

結論:原稿があるかないか

  • 言いたいことは箇条書きで決まっているが構成がない → Gamma
  • 構成は決まっていて見た目を整えたい → Canva
  • 会社のテンプレートに合わせる必要がある → Canva(ブランドキット)

1. 料金

項目GammaCanva
無料プランありあり(Canva無料版)
最安の有料¥1,440/席/月(年払・年¥17,280)Canvaプロ ¥11,800/年(1人)
中位¥2,500/席/月(年払・年¥30,000)Canvaビジネス ¥18,800/年
上位¥13,274/席/月(年払・年¥159,291)Canvaエンタープライズ(要問合せ)
AI枠プランごとに月1,500/4,000/20,000クレジット無料版比で10倍(プロ)・20倍(ビジネス)
日本語UIありあり
2026年11月時点。両社の公式料金ページで確認。Canva は年額表記、Gamma は席あたりの月額表記。

年額に直すと Gamma の最安が約¥17,280、Canvaプロが¥11,800である。Canva のほうが安いが、Canva のAI枠は「無料版の10倍」という相対表記で、絶対量が公開されていない。Gamma は月1,500クレジットと明示されているので、使用量の見積りがしやすい。

2. 作り方の違い

Gamma は箇条書きのメモか、短いテーマ文を渡すと、スライドの枚数と各ページの見出しまで含めて提案してくる。「構成を考える」工程をAIに預ける設計である。出てきた構成は冗長なことが多く、ページを削る作業が人の仕事になる。

Canva は膨大なテンプレートから選んで、そこに文字と画像を入れていく。AI機能(Magic Studio)は、文章生成、画像生成、背景削除、サイズ変更といった個別の作業を速くするものであり、構成そのものを作る役割ではない。

この差は「資料を作る時間のどこが辛いか」で選び分けるとよい。構成を考えるのが辛いなら Gamma、見た目を整えるのが辛いなら Canva である。

3. 日本語の体裁

どちらも日本語UIがあり、日本語の資料を作れる。ただし海外発のテンプレートは欧文を前提に行間と字間が決まっているため、日本語を入れると行が詰まって見えることがある。見出しが変な位置で折り返される現象も起きる。

対策は単純で、見出しを短くすることである。日本語は1文字が欧文の2文字分の幅を取るので、英語のテンプレートで収まる長さの半分が目安になる。長い見出しを入れてレイアウトを崩すより、言葉を削るほうが早い。

4. 共有と書き出し

Gamma はWebページとして共有する形が基本で、スクロールして読む資料に向く。PowerPoint や PDF への書き出しもできるが、Webで見せる前提の構造なので、紙に印刷する資料には最適化されていない。

Canva は印刷まで含めた出力が前提にあり、入稿データの書き出しや名刺・ポスターのサイズまで扱える。社内で配る資料も、外に出す印刷物も同じツールで済ませたいなら Canva が広い。

よくある質問

Q. 両方必要になりますか。
A. 資料の性質で分かれます。社内の提案や勉強会の資料は Gamma、顧客に出す印刷物や SNS 画像は Canva という使い分けは実務でよく見られます。ただし2つ契約すると年3万円近くになるので、まず片方の無料プランで足りるかを確かめてください。
Q. 既存の PowerPoint を取り込めますか。
A. どちらもインポート機能がありますが、レイアウトが完全に再現されるとは限りません。既存資料の体裁を厳密に保ちたい場合は、元のツールで編集するほうが確実です。
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