Felo vs Perplexity — 日本語でAI検索を使うならどちらか
Felo と Perplexity はどちらも出典付きで答えるAI検索である。違いは日本語の情報源の拾い方と、調べた結果を資料にする機能にある。日本発のツールを選ぶ理由もここにある。
編集部
AI Tools Hub 編集部 · 公開 2026-11-01

共通していること
両方とも、質問に対してWebを検索し、複数の情報源をまとめて回答を作り、出典のリンクを添える。従来の検索と違うのは、リンクの一覧ではなく答えが返ってくる点である。従来のAIチャットと違うのは、答えの根拠を辿れる点である。
どちらも無料で使い始められる。Perplexity は無料と有料のプランが明確に分かれており、Felo は無料で使える範囲が広く上位プランの価格は公式での確認が必要になる。
1. 日本語の情報源の扱い
日本語で質問したときにどの情報源を拾うかが、実用上の最大の差になる。日本の制度、補助金、法令、業界慣行を調べるとき、英語圏のソースを中心に拾うと的を外す。
Felo は日本の企業(Felo Inc.)が開発しており、多言語の情報源をまとめて読む設計を打ち出している。日本語で質問して日本語のソースから答えることに重点がある。Perplexity は英語圏の情報に強く、技術文書や海外の最新動向では情報の幅が広い。
実務での使い分けは単純で、調べる対象が日本国内のことなら Felo、海外の技術や製品なら Perplexity を先に試す。どちらも出典が出るので、拾っているソースの質を自分で確認できる。
2. 調べた後をどうするか
Felo はスライド生成やドキュメント作成の機能を持ち、調べた内容をそのまま資料の形に起こせる。社内の調査依頼に答えるとき、検索から資料までが1つのツールで済む。
Perplexity は検索と回答の精度に軸があり、調べた結果を他のツールに持っていく前提になる。Spaces のような文脈を保持する機能はあるが、資料そのものを作る機能ではない。
3. 出典の確認は結局必要
どちらのツールでも、出典が付いていることと内容が正しいことは別である。実際に起きるのは次の3つだ。
出典として挙げられたページに、その記述が書かれていない出典が二次情報のまとめ記事で、元が古い複数の出典のうち1つだけが正しく、残りが誤りを引き写している
2つめは価格や仕様を調べるときに頻発する。まとめ記事は更新されないので、終了したサービスや旧価格がいつまでも残る。価格を調べたら、必ず公式の料金ページを開いて確認する。本サイトでも、まとめ記事が終了済みのサービスを「現役の選択肢」として挙げている例を確認している。
4. 使い分けの結論
| 調べたいこと | 先に試すツール |
|---|---|
| 日本の制度・補助金・法令 | Felo |
| 国内企業のサービスや事例 | Felo |
| 海外の技術文書・ライブラリ | Perplexity |
| 海外製品の最新動向 | Perplexity |
| 調査結果をそのまま資料にしたい | Felo |
| 学術論文を体系的に探したい | どちらでもなく Elicit |
よくある質問
- Q. 普通のGoogle検索はもう不要ですか。
- A. 不要にはなりません。公式サイトの該当ページを自分の目で確認する作業は残ります。AI検索は「どこを見ればよいか」を速く見つける道具として使うのが実際的です。
- Q. どちらが無料で使える範囲が広いですか。
- A. Felo は無料で使える機能の範囲が広く設計されています。Perplexity も無料で使えますが、高度なモデルや検索回数には上限があります。最新の条件は各公式ページで確認してください。

